ルーマニア系フランス人で女流写真家のイリナ・イオネスコの娘。5歳の頃から母親の撮影する写真のモデルをつとめた。1977年にイリナ・イオネスコの写真集「鏡の神殿」(Temple aux miroirs)が出版された事により、エヴァはヨーロッパを代表するロリータ・スターになった。シュールレアリズムとバロックの渾沌を表現し、ポストモダン思想家のアラン・ロブ=グリエの序文をつけたイリナの写真集は話題になった。しかし、母親が撮った娘のヌードということで道徳と表現の倫理をめぐって、フランス国内のみならずヨーロッパ中で大きな議論を呼んだ。
80年代後半にフランスの高名な演劇家パトリス・シェロー主催の「アマンディエ劇場」(1981年-)の俳優養成学校に学ぶことでようやく大人の俳優としての演劇の基礎を身につけ、これ以降、多くのフランス映画で脇役として活躍。またシェローの舞台『砂漠の復活』ほか、舞台女優としての経験もある。映画出演はすでに40本以上、近年の出演作は2002年に3本、2003年には『L'Empreinte』など3本、2004年『Quand je serai star』、2005年『Les invisibles』など。